【体験談】入園までに、15件保育園見学した筆者のリアルなお話。

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早速ですが、みなさんは保育園見学においてどのようなポイントでチェックされていますか?

1歳半の子どもをもつ私(Mina)は、認可保育園・小規模保育園合わせて合計15件ほど見学しました。

本記事では、その保育園見学時の体験談を踏まえて、見ておくと良いポイントと失敗談についてご紹介します。


あくまで個人的な意見・見解ですので、読者の皆さんに当てはまらない部分もあるかと思いますが、何か一つでも参考になれば幸いです。

Lykke編集部 Mina 自己紹介

1歳児クラスに通う男の子の母。

住んでいる地域はいわゆる保活激戦区。
特に兄弟がいないため、1歳児で入園申し込みをする場合は、希望する園を10個ほど記入しなければ厳しいといわれている地区に住む。

自宅から近い保育園は限られており、徒歩20分程度の範囲まで保育園の選択肢の範囲を広げる必要があったため、認可保育園・小規模保育園・認可外保育園など比較検討するためとことん調べ尽くす。

1歳児入園は厳しい背景から、0歳児クラスの途中入園も検討しており、妊娠中から保育園見学を始める。

1歳児で希望園の入園はほぼ見込めず、
優先順位の高い保育園に0歳児クラスで空きがあったため、思い切って申し込み、無事途中入園ができ育休10か月で仕事復帰。

育休期間も再度見学を開始し、その時の体験談を踏まえ、見ておいて良かったと感じたポイントや、リアルな失敗談をご紹介。

保育園の体験談~見ておいて良かった!編~

体験談①見ておくと良いポイント:あいさつはどんな感じ?園児とのコミュニケーションの様子は?

体験談①見ておくと良いポイント:あいさつはどんな感じ?園児とのコミュニケーションの様子は?

15件ほど保育園を見学した私が「見ておいて良かった!」と感じた点は、見学者に向けたあいさつの仕方と園児たちとのコミュニケーションです。

保育園見学をした際、「こんにちは」などのあいさつを交わすのは当たり前のように感じますよね?
ここで注意したい点として、先生たちのあいさつの仕方です。

見学者である保護者や子どもに、目を合わせずあいさつをする先生がいる園も少なくはありません。

園児の活動時間など慌ただしい時間帯に見学へ行くと、先生たちも忙しく余裕がないことも事実ですが、毎日通う保育園になるので、あいさつが適当だなと感じたり、あいさつをしてくれても目線が合わないな、表情が暗いな、などの印象を受ける先生が多くいる保育園は少し気になりますよね。

見学に行った際は、あいさつをしてくれるか、目線が合うか、表情が柔らかく明るいかなども実際に体感すると良いでしょう。

併せて、先生たちが園児たちとどのようなコミュニケーションをとっているか、園児たちの表情はどうかなどの様子も見るべきポイントでしょう。

また私が実際に保育園見学をしているなかで、より一層好印象をもった保育園は、子どもを連れて見学に行った際に、園長先生やクラスの先生が息子にもあいさつをしたり話しかけてくれた点でした。

一緒に連れてきた息子に「こんにちは!」「何ヵ月なんですか?」「緊張しているのかな?」「眠たいのかな?」など気さくに声をかけてくれる先生が多い園は、先生たちの表情が明るく、園児とも普段から活発にコミュニケーションをとっている様子が感じられました。

また園児の表情も明るく、園児自ら先生たちに甘えて歩み寄っている様子で、息子を預けた際のイメージが付きやすかったです。

ぜひコミュニケーションの様子から園の雰囲気を感じ取ってみてください。

上記はあくまで個人の意見、体験談ですので、実際に足を運ばれた際のご自身の直感を大切にしてみてください。

体験談②見ておくと良いポイント:気になる保育園には時間を空けて2回見学?!

体験談②見ておくと良いポイント:気になる保育園には時間を空けて2回見学?!

保育園見学は一度きりではなく、複数回行くことで、より多くの情報を得ることが可能です。ただし、これは保育園によって対応が難しいケースもあるので注意が必要です。

私も実際に希望度が高い保育園のみ、タイミングをずらして2回見学をさせてもらったことがあります。1回目は妊娠中に行き、2回目は出産後に息子を連れて見学に行きました。

また他の保育園では、1回目は息子を連れて、2回目は主人を連れて見学に行ったこともあります。

例えば他の見学者が多くいたことで、質問があまりできなかったなど、1回だけでは情報を得られなかったケースがありました。

長期間子どもを通わせる保育園だからこそ、しっかり見ておきたい、不明点はもう少し詳しく聞いておきたい、また優先度が高い保育園に関しては、もう一度見学して確認したいと感じ、見学の予約をしたこともあります。

もう一度見学したいと思った場合は、電話でもう一度見学したい旨を保育園側に伝え、相談すると良いでしょう。

しかし、見学者の定員数が決められている保育園や、予約枠が限られているケースもあるので、そのような場合は1度の見学で比較検討できるよう情報を引き出すことが必要です。

断られるケースがあることも念頭に置いておきましょう。

保育園の体験談~注意点と失敗談編~

保育園の体験談~注意点と失敗談編~

失敗談①妊娠中に保育園見学に行く方へ ~特に夏場は無理は禁物~

私自身が経験したことですが、7月後半の夏真っ盛りのとある日。
当時妊娠中だった私は、保育園見学が終わる頃に、貧血で倒れてしまった経験があります。

もともと貧血になりやすく、妊娠中は悪化し、貧血予防の薬を服用していました。
またこの日は保育園見学をするのが初めての日で、保育園見学に向けての下調べ・準備も不十分なまま見学を進めていました。

また当時、普段から夏場に外を歩くことをしなかった私が、その日は自宅から保育園まで徒歩10分ほど歩いて保育園に向かっていました。

今思うと、すでにその時から貧血になりかけていたのかもしれません。
特に夏場は汗をたくさんかくことで鉄分が流れ出てしまうため、貧血になりやすい状態で保育園見学をしていたのだと思います。

初めての見学は外気温が高い上に、園内は子どもたちの熱気で暑く、またエアコンの効きも悪く暑かったためか、むしむしと感じ、見学を進めるうちに、頭がぼんやりとしました。

ついに帰る間際、耳が遠くなって視界が見えなくなり、入口で倒れ込んでしまいました。

保育園の入口もあまり涼しくなく、外の駐車場の日陰でしばらく休みながら、体が落ち着くのを待ち、
園長先生も「ゆっくり休んでください」と声をかけていただき、保育園側にも迷惑をかけてしまい、初めての見学での私の苦い思い出です。

失敗談①妊娠中に保育園見学に行く方へ~特に夏場は無理は禁物~

この失敗談から、夏場の見学には十分な準備と対策が必要だと痛感し、そこから保育園見学の準備をしっかりしておこうと思い始めました。

特に意識が甘かった点とは、妊娠中は貧血になりやすいと言われていることや、普段では予測できない体調の変化が起こる可能性があるため、無理をしてはいけないということです。

妊娠中に限らず、普段からエアコンが効く涼しい環境で過ごすことが多い方や、猛暑日であまり歩かない方は保育園が慣れない環境となるので要注意です。

また、保育園によって異なりますが、夏場、エアコンが効いていない保育園も少なくありません。
園児たちが活動する午前中は特に熱気を感じ、室内も蒸し暑い環境になっている可能性があります。

そのような時間帯に見学へ行く際は、まず水分補給をこまめにすること、持参するものとして保冷剤やハンディファンを活用する、冷たいものを首に巻くなど、暑さ対策をして見学に臨むと良いでしょう。

併せて、保育園への移動手段・移動時間にも注意が必要です。

徒歩の場合は、帽子や日傘などで直射日光を避け、できるだけ日陰を選んで歩き、冷房の効いた場所に立ち寄り、こまめに休憩を取りながら向かうなど、あらかじめ時間に余裕を持って向かいましょう。

その他にも、バスや電車などの交通機関を使ったり、車・自転車を利用したりするなど、その保育園に通園したときのことを見据えて、猛暑また真冬における移動手段は何が最適なのかも確認しておきましょう。

妊娠中から早めに保育園見学をしておきたいと考えている方、お子さんを連れて見学される方は特に上記を十分に考慮し、体に気を付け、無理はせず、暑さ対策をしっかり行ってから見学に臨んでください。

失敗談②1日に複数の保育園の見学を詰め込まない~なるべく同時間帯に見学。比較検討してみる~

失敗談②1日に複数の保育園の見学を詰め込まない~なるべく同時間帯に見学。比較検討してみる~

気になる保育園が複数ある場合、子どものお世話もあるし、忙しい。またどうせスケジュールを組むなら予定もあるし、1日にまとめて見学してしまいたい!と思う方も少なくないでしょう。

見学は30分から1時間が目安ですが、立ちっぱなしで説明を聞くことも多く、思っているよりも疲れてしまうことがあります。
特にお子さんを連れて見学する場合は、さらに体力が必要となるでしょう。

私は自宅で過ごす時間が多く、保育園見学で外出する程度だったので、1日に複数の見学を組んでしまった際は、想像以上に疲れてしまっていました。

見学の計画を立てる際は余裕を持ったスケジュールを組み、まずは体調を崩さないように心掛けることが大切です。

万が一体調が優れないと感じた場合は、無理をせず見学をキャンセルし、後日改めて訪問することも検討しましょう。

また保育園によっては園児の活動を見てもらうため、活動が始まる午前10時前後から見学を開始することも少なくありません。
一方、午後や夕方にも見学をしたことがあります。

私の場合、1日に2つの保育園の見学をした日がありましたが、1つ目は午前10時からで園児の活動時間帯に見学に行き、2つ目は午後1時、2時頃に園児たちが昼寝をしている時間帯に見学へ行きました。

2つ目の午後に見学した際は、園児が寝ているため、園長先生にじっくり質問ができましたが、一方で園児たちが活動し遊んでいる様子や、保育士と園児たちが触れ合う様子は見ることができなかったため、比較が難しいと感じたことがありました。

おすすめは、園児たちが活動する午前10時頃からです。園児たちがどのような活動をしているのか、活動内容はどのようなものがあるのかなどを確認しましょう。

園児たちの活動時間帯に見学することで、比較しやすく、保育園の特色がつかみやすいでしょう。

ただし、保育園によってはあらかじめ見学時間は〇時でお願いしますと決まっている場合があります。

また、保育園の規模やプログラムによっても見学時間帯が異なる可能性があるので、予約のタイミングで適切な見学の時間帯を確認し、相談すると良いでしょう。

まとめ

保育園を選ぶポイント

以上、体験談と失敗談のご紹介でした。保育園を選ぶポイントの一つとして参考にしてみていただけると幸いです。

実際に現在の保育園に通ってちょうど1年が経ちますが、保育園の先生たちは息子の個性を捉えてくれているなと感じることが多く、先生たちに悩みや不安を相談することもあります。

また「○○くん、バイバイ!」と他のクラスの先生からも声をかけてくれることも多く、気持ちが良いなと感じることが多いです。

保育園選びは、子どもの幸せな成長を願う親としての大切な役割の一つでもありますが、親自身の健康も同じくらい大切です。

実際に通園し仕事復帰したときの将来を見据えて、ご自身にとって無理がない移動距離・手段を考えて、保育園選びを進めてみてください。

また保育園見学は、自分の体調や季節に合わせた対策を講じながら、しっかりと見学を行ってください。

本記事はすべて私個人の視点、見解ですので、当てはまらない部分や異なる見方もできるかと思います。

実際に保育園に預けてみなければ分からないことも多いですが、ご自身にとって悔いのない保活・保育園見学にするために、ぜひさまざまな情報を得たり、その保育園に通っている先輩ママがいたら、直接話を聞いてみることも良いでしょう。

ママと家族のために、お子さんのために、最適な保育園を見つけることを目指しましょう!

子育ては長い道のりですが、その一歩目ともなる保育園選びに、ぜひこの体験談の記事が少しでもお役に立てますように。

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▼チェックシートイメージ(以下はサンプルです)

保育園見学チェックリスト
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Mina

30代の男の子ママ。 祖父母は両家ともに遠方でいわゆる核家族だが、 仕事×育児を両立したいと考え、自分らしい働き方を模索し奮闘中。

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