【必読】保活はいつから?保活のキホンと時期・誕生月別スケジュール

出産・子育て

保育園を選ぶことは、子育てを始める親にとって最初の大きな課題の一つです。しかし、いつから保育活動(通称:保活)を始めるべきなのか、どのようにスケジュールを組むべきなのか、誕生月は保活にどのように影響するのか、始めて保育園を選ぶことはまさに「未知の世界」です。本記事では、これから保活を始める方向けに、保活のスタート時期から誕生月別のスケジュールまで、一連の流れ、保育園情報の探し方や注意点、園の空き状況の調べ方のコツなど保活に必要な情報をご紹介します。さらに、保育園選びのスケジュール作りや、「点数」を稼ぐ方法についても触れています。これからの保活で役立つ情報を記載していますので、ぜひご一読ください。

いつから保活をスタートしたら良い?

まず保活はいつから始めるべきなのでしょうか。一般的には、希望する保育園の入園時期の1年前から始めることが推奨されています。しかし、これはあくまで一般的なケースであり、地域や自治体によっては早めに始める必要があります。また地域・自治体によって、保育園の入園申込を前年の秋から実施することや一部の枠を前年度の春に申し込むことが可能な場合もございます。そのため、保活のスタートは、希望する保育園の入園申込開始時期を確認した上で、それに合わせて決めると良いでしょう。 

保活は地域・自治体によって異なる?

地域や自治体によって、保育園の入園申込みの時期や方法が異なります。大都市では競争率が高いため、早めに情報を集め、スケジュールを組むことが必要となるでしょう。一方、地方では、入園申込み時期が柔軟で、保活の開始時期が比較的遅くても問題ない場合があります。また、公立と私立で申し込みの方法や時期が異なるので、具体的な情報はお住まいの自治体、もしくは各施設に問い合わせが必要です。

保育園の入園時期について

保育園の入園時期は、基本的に年度始めの4月です。しかし、必ず4月からというわけではなく、空きがあれば途中入園も可能な施設も多く存在します。また、私立の保育園や認定こども園などは、年間を通して入園を受け付けている場合もあります。そのため、希望する保育園の入園時期を早めに確認し、それに合わせたスケジュールを作成することが重要です。

保活のスケジュール・流れ

保活のスケジュール・流れ

保活スケジュールの一般的な流れとしては、まず保育園の情報収集から始めます。次に、希望する保育園の見学や説明会に参加し、その後、申込書の提出と面接が行われます。選考結果の発表を待ち、合格したら入園手続きを行います。

時期別の保活スケジュール:一般的な流れ

通常、保活の一般的な流れは以下の通りです。

STEP1:4‐8月頃 情報収集

保活のスケジュールは、まず保育園や幼稚園などの情報収集から始まります。保育園の種類、幼稚園との違いについては【【徹底解説!】保育園の種類と特徴、選ぶポイントについて】の記事で詳しく解説していますので、情報収集の参考にしてください。

STEP2:5‐9月頃 保育園見学・リサーチ

具体的な保育園の見学やリサーチを行っていきます。見学は、子どもが実際に過ごす環境を見ることができ、施設の雰囲気やスタッフの対応などを確認するための非常に重要なプロセスです。また見学時には、保育の内容や園の設備、食事内容などについても詳しく聞くことができます。見学したい保育園を幾つかピックアップし、事前に聞きたい質問リストを用意することをおすすめします。

STEP3:9-10月頃 申請書の記入・必要書類の準備

この段階では、申請書の記入と必要書類の準備が主なタスクとなります。まず、保育園や地方自治体のウェブサイトから申請書をダウンロードしましょう。申請書は記入が複雑な場合がありますので、時間をかけて丁寧に書きましょう。また、申請に必要な書類は自治体ごとに異なる場合がありますので、不明点はしっかりと確認してから揃えるようにしましょう。 書類には、両親の働き方や家庭の状況、希望する保育園の種類や時間など、具体的な情報を記入する必要があります。育休から復職するため保育園入園を申請する場合は、勤務先に就労証明書(「就労(働いていること)の事実」を証明する書類)の提出が必要となりますので、早めに勤務先の人事・総務部門の担当者にコンタクトをとり、就労証明書の発行申請をしておきましょう。

STEP4:10-11月頃 申請書を提出

この段階では、すでに記入した申請書と、必要書類を提出します。申請先・申請方法は地域や自治体により異なるので、事前に確認しておきましょう。また、提出期限も自治体ごとに異なるため、郵送の場合なども含め遅れないよう計画的に行動することが重要です。

STEP5:翌1-2月頃 入園決定

各保育園から入園の可否が通知されます。入園が決まった場合、具体的な入園日や必要な準備物などの詳細情報も連絡されます。また、希望した保育園に入園できなかった場合でも、他の保育園の空き状況や順番待ちの情報なども自治体から提供されることがあります。入園が決まり次第、必要な持ち物などリストアップし、早めに準備を始めましょう。

STEP6:4月 入園

この段階でようやく保育園生活がスタートします。入園前には、必要な準備物を揃えたり、お子様の体調管理をしたりと、親御さんにとっても大忙しの時期となります。また、自治体によって入園前に保護者向けのオリエンテーション、面談が開催されることがあります。ここでは、保育園のルールや生活習慣など、具体的な情報が提供されるので、是非参加しましょう。復職される場合、入園後、慣らし保育期間(1週間から2週間程度)を設ける保育園が多いため、入園後すぐに職場復帰というわけではありません。復職時期は勤務先の上司と事前に相談し、慣らし保育期間を見据えて、余裕をもったスケジュールで検討しましょう。

誕生月によって変わる?!誕生月別の保活スケジュール

誕生月によって変わる?!誕生月別の保活スケジュール

保活スケジュールは大まかな流れは同じでも、お子様の誕生月によっては、スケジュールが変わることもあります。以下に、誕生月別の保活スケジュールの一例を紹介します。

4・5・6月-春生まれの場合

4月、5月、6月生まれのお子様の場合、翌年4月の0歳児クラスの入園も比較的余裕をもって保活準備ができます。具体的には、7月から9月にかけて保育園情報を集め、冬になる前には入園申込を済ませることが多く、早めに入園申込の準備に取りかかれます。0歳児クラスは1歳児クラスよりも入園難度が低めである自治体が多いため、育休が原則1年間という点を踏まえると、希望園がある場合は特に、0歳児クラス入園で希望園を目指すこともおすすめです。

7・8・9月-夏生まれの場合

7月、8月、9月生まれのお子様の場合、0歳児クラスに入園を検討する方は、出産後すぐに保活を始めることになります。具体的には、産後すぐに保育園情報を集め始め、秋から冬にかけて入園申込を済ませる必要があります。特に9月生まれの場合、出産後すぐに申込時期となるので、妊娠中に無理のない範囲で、情報収集や保育園見学をして、入園希望の保育園候補をあらかじめ決めておくとスムーズでしょう。翌年4月の1歳児クラス入園を見据えたスケジュールにであれば、産後すぐに保活を始めるということはありません。次年度の7月から9月にかけて保育園の情報収集を始めるとよいでしょう。特に希望園がある場合は、0歳児クラスを検討し、出産後すぐにでも申込の準備を進めることをおすすめします。

10・11・12月-秋生まれの場合

10月、11月、12月生まれのお子様で、0歳児クラス入園を検討する場合は、妊娠中から保活を始めることになります。秋生まれのお子様の場合、出産と申込の時期が重なる、もしくはすでに1次の入園申込は締め切られている可能性があります。すぐに申し込みの準備を進めるためには、妊娠中に情報収集や保育園見学を済ませ、入園希望として書く保育園候補を決めておくことが重要です。また、再来年度4月の1歳児クラス入園を見据えたスケジュールであれば、出産後すぐに保活を始める必要はありません。7月、8月、9月夏生まれのお子様の場合と同様、翌年7月から9月にかけて保育園情報を集め、見学し始めるとよいでしょう。但し、1歳児クラスは募集園児の枠が少ない上に応募数が多く、倍率が高くなる傾向にあります。特に保活激戦区といわれる自治体にお住まいの方は、待機児童数と1歳児クラスで入園できる可能性を予測し、自治体などから早めに情報収集をすることが重要となってきます。1歳児クラスで入園を希望する際は、複数希望園をリストアップしておく必要があるでしょう。

1・2・3月-冬生まれの場合

1月、2月、3月の早生まれのお子さんの保活は、次年度の4月入園の申込がすでに終わっている場合が多いため、申し込みは次年度の途中入園に向けて保活するか、再来年度4月の1歳児クラスへの入園を検討することになります。途中入園を希望する場合、空きがある時点で即入園することが可能です。但し、激戦区といわれる地域では、空きがあってもすぐに埋まってしまう可能性が高いため、希望園、検討している園の空き状況を定期的に確認する必要があるでしょう。途中入園の枠は限られており、入園を希望する人も少なくはありません。空きがある段階ですぐに申し込みを進める必要がある一方、産後間もないお母さんの身体的、精神的な部分にも目を向けながら、復職に向けて、ご自身とお子様にとって適したタイミングで入園を検討されることをおすすめします。

保育園情報の探し方と注意点、空き状況にも定期的にアンテナを

保育園情報の探し方と注意点、空き状況にも定期的にアンテナを

保育園情報を探す際には、まず自分の住んでいる地域の自治体のウェブサイトをチェックしましょう。自治体のウェブサイトでは、地域内の保育園一覧や、それぞれの保育園の特徴、空き状況などの情報を提供しています。ウェブサイトの確認のみならず、自治体に直接電話で問い合わせてみたり、自治体が設けている保育コンシェルジュなどに相談することも良いでしょう。また、最近ではスマートフォンアプリを使ってリアルタイムで空き状況を確認できる自治体も増えています。気を付けたい点として、待機児童が多い地域では、一部の保育園に空きが出るとすぐに埋まってしまうこともあるため、複数の保育園を候補にしておくことも重要です。また、空き状況は日々変動するため、定期的に自治体に確認し、迅速に行動することが求められます。

併せて、口コミ情報もチェックするとよいでしょう。保育園選びのポイントは、施設の環境や教育内容だけでなく、保護者の評価も参考になるでしょう。インターネット上には、保育園の口コミサイトが数多く存在しますので、活用してみてください。 しかし、口コミ情報はあくまで参考の一つであり、必ずしも全てが事実とは限りません。良い口コミだけでなく、悪い口コミも一緒にチェックし、各保育園施設のホームページを確認し、見学の際に自分自身で判断することが大切です。

保活成功へのカギ:「点数」を稼ぐポイント

保活の「点数」とは、保育園の入園審査で非常に重要な要素です。点数は正式には指数といわれ、認可保育園の選定基準に使用されています。保育園選びにおいては、ただ早く申し込むだけではなく、選び方そのものにも工夫すること、いわゆる「点数」を稼ぐことが必要であり、自治体によっては、保活の「点数」が高いことで入園が有利になる場合もあります。保育園の点数は保育の必要性が高い就労状況・世帯状況ほど高くなりますが、自治体や年によっても変わることがあるため、詳しく知りたい場合は住んでいる自治体のホームページから情報収集をするか、担当窓口に直接電話などで確認するのが良いでしょう。

「点数」の基準指数と調整指数とは

基準指数とは、保育園の入園基準を定めるための指標で、各家庭の状況を評価した結果を数値化したものです。具体的には、就労状況(月に何時間以上働いているか、フルタイム勤務か、就学かなど)や健康状態(病気や障害など)のような保護者の基本的な情報をポイント化したものとなります。一方、調整指数とは、家庭の状況に合わせて、加点・減点の調整をする点数を指しています。

優先順位とは

優先順位とは、自治体が保育園の入園申し込みを受け付ける際に、どの家庭を優先して入園させるかを定めた基準のことです。この優先順位は自治体毎に異なり、通常は「基準指数」と「調整指数」を元に設定されます。万が一同点だった場合は、この優先順位によって決まります。

例えば、同点だった場合に優先的に選ばれるのは、

  • 就労家庭より傷病を抱えた家庭
  • 所得の低い家庭
  • 区での居住歴が長い
  • 在宅ワークより外勤 などです。

点数を稼ぐ4つのポイント

上記、指数と優先順位について確認したうえで、「点数」を稼ぐための主な4つのポイントをご紹介します。

(1)働き方を見直し、基準指数を上げる:保育園の審査では、働く親の就労状況が重視されますが、基準指数を上げるためには時短勤務ではなくフルタイム勤務を選び点数を上げることも一つの方法です。但し、子育てと仕事を両立するために、最初のうちは特に時短勤務の方が良いこともあるでしょう。可能であれば保育園申込時はフルタイムで申請し、復職後に時短に変更できるよう、事前に勤務先に相談することも検討してみましょう。

(2)認可外保育園に預ける:多くの自治体では、子供を認可外保育園に預けていることは調整指数の加点対象となります。保活激戦区であったり、希望の園に入れたい場合などは、認可外保育園に預けることも一つの方法です。一度認可外保育園に預けた実績があると加点されるため、点数アップにつながります。但し保育料が高くなるケースや、子どもが保育園に慣れてきたころに、認可保育園に転園しなければならないこともあるので、リスクも頭に入れておく必要があります。

(3)ベビーシッターを利用する:ベビーシッターの利用によって加点につながる自治体も多いです。一方でただ利用するだけでなく、加点として細かい条件が設定されている場合があるため、注意が必要です。ベビーシッターの利用に助成金が出る自治体もあるので、そのような制度を利用することも手でしょう。

(4)祖父母との同居を解消する:祖父母との同居は、一般的には子育てのサポートとして非常に有効ですが、保活の点数制度上では減点対象となることがあります。そのため、祖父母との同居を解消し、子育て支援の対象者として認識されるようにすると、点数が上がる可能性があります。ただし、これはあくまで点数を稼ぐための一つの方法であり、家族の生活スタイルや祖父母の意向など、様々な要素を考慮する必要があります。

以上のように、「点数」を稼ぐためのポイントを押さえ、保活を成功させるための戦略を立てていきましょう。しかし、最も重要なのは、あくまでお子様が安心して過ごせる環境を選ぶことです。保育園選びにおいては、点数だけでなく、園の雰囲気や教育方針、園長先生や先生方の人柄など、様々な要素を考慮して最終的な判断を下しましょう。

まずは住んでいる自治体のホームページ、もしくは入園申し込みの案内から情報収集し、ご自身の点数を出してみましょう。調整指数や優先順位事項は自治体によって大きく異なります。また前年度の入園実績などのデータも自治体によっては開示している場合があるため、確認し予測を立ててみましょう。開示していない場合は、窓口で直接訪ねてみるか電話で確認し、開示できる範囲で情報を聞き出すことも一つの方法です。

まとめ

【必読】保活はいつから?保活のキホンと時期・誕生月別スケジュール

保活の基本と時期、誕生月別のスケジュール、保活見学時のポイント、そして保活成功への鍵となる「点数」を稼ぐ方法についてご紹介しました。まずはお住まいの自治体が設定する評価基準をしっかりと理解し、対象となる基準に合わせたアクションを取ることが大切です。それぞれのポイントを押さえ、保活を有利に進めるための具体的なアクションを取ることが、保育園の入園を成功させる大きな要素となります。保活は難しいと感じるかもしれませんが、しっかりと準備をし、ポイントを押さえて進めれば成功の可能性は高まります。この記事が皆さんの保活の一助となれば幸いです。

関連記事一覧